ドラクエアンケート結果発表

さぁ!お待たせしましたドラゴンクエストアンケートの結果発表です!PS2ドラクエⅤの発売を記念して行いましたこのアンケート、計42通の回答を頂きました。ご協力どうもありがとうございました!


まずは集計結果の発表です!続いて皆さまから寄せられたそれぞれの選んだ理由を一部ご紹介していきます。


Q.ドラクエシリーズで一番好きなのはどれですか?

  • 1位 DQⅤ〜天空の花嫁〜    16票(38.1%)
  • 2位 DQⅢ〜そして伝説へ…〜  11票(26.2%)
  • 3位 DQⅣ〜導かれし者たち〜   8票(19.0%)
  • 4位 DQⅡ〜悪霊の神々〜     6票(14.3%)
  • 5位 DQⅥ〜幻の大地〜      1票(2.4%)
  • 6位 DQⅦ〜エデンの戦士たち〜  0票(0.0%)
  • 7位 DQⅠ               0票(0.0%)
  • Ⅴを選んだ理由
    • やっぱりモンスターと一緒に冒険できなきゃですよ
    • シリーズで初めてプレイした作品だからというのが大きいのですが、やはり世代交代しての冒険というところに惹かれているのだと思います
    • こないだまでやってたから。あと人間よりモンスターのが使えることもある、ってのもいい
    • 受験が終わったその日に14800円(税抜)を握り締めてSFCを買いに行って、ついでにドラクエ(必然的に5)を買った人間なのですけれども、面白くてびっくりしたのでした
    • PS2版をプレイする前から一番好きだったのですが、会話システムのお陰で更に好きになりました
    • ビアンカたんに恋しますた…
    • 幸せの絶頂で石になって何年も待つシーンは、何回見ても号泣。助けに来るのが成長した我が子ってのにも泣いて……やっぱ親子の絆は泣きのツボではないかと
    • このページを見て猛烈に欲しくなってPS2ごと買いました。だからはじめてのひとで最愛のひとなのです
    • 2代に渡る親子愛が…。子供と一緒に奥さん救うなんてロマンティックじゃないっすか
    • 5に決まってるだろうがコノヤロウ!
    • 結婚、自分が勇者じゃないってゆうポイントのほか「感情移入させやすくするために」子供時代からスタート、時間経過させるときは環境が変わらない状況「牢獄」「石にされる」などなど気を使っているのが好き
  • Ⅲを選んだ理由
    • ファンタジーの王道的展開・絶妙のゲームバランス・音楽・結末、全てが未だに超えるものに出会えないほどステキでした
    • やっぱりおもしろかった。よくできてる
    • 伝説はここから始まったからですかね
    • バラモスのあとの裏世界とエンディングでぎゃふんとなったので
    • 転職がすごいよい
    • ロト伝説が美しく円環を結ぶ様が圧巻だったのと、純粋に楽しかったのと
    • 小2から小6まで遊んでました。「みずでっぽう」を登場する全キャラにかけまくったのがいい思い出
  • Ⅳを選んだ理由
    • アリーナが好き
    • 初めて買ったドラクエシリーズソフトだから
    • 一番キャラが濃いシリーズだから
    • 最もゲームに対して情熱を持っていた時のドラクエだと思う。運命の糸に導かれた仲間が集うっていうシチュエーションが好き。あと曲が好き
    • バラバラな人生を送ってきた人々が一つの目的に向かって集結し、仲間になる…。さらに言うと一番ラスボスで感情移入できるのもⅣ
    • 泣きながらデスピサロを倒しました
    • ホイミンとかアリーナとかトルネコとか、そのへんで
  • Ⅱを選んだ理由
    • 仲間キタ━━━━━━(゜∀゜)━━━━━━ッって感じで仲間が増えるのが一番嬉しいシリーズ
    • やり込んだのは大学の頃猿の様に遊び倒したV(スーファミ版)なのですが、やっぱり子供の頃に遊んだゲームの方が、思い入れが深いです
    • 難易度、シナリオともに申し分ないと思いますね。当時なかなか見つからないと言われていた「ラゴス」を自力で見つけた時は「オレは天才だな」と本気で思いました
  • Ⅵを選んだ理由
    • 転職システム+モンスターが仲間になるなど


やはりというかⅤが堂々の1番人気でした。皆さんキャラクターだったりストーリーだったりと違いますが、それぞれに深い思い入れがありますね。ⅠとⅦに一票も入らなかったことはちょっと衝撃的でしたが…。シリーズの途中からドラクエをされた方は、初めてプレイした作品が一番印象に残られているようでした。Ⅰからずっとプレイしている人は、子供時代に遊んだシリーズへの思い入れが強いようです。私もその1人です。子供だった分、世界観が狭いので一生懸命ただひたすらにゲームに熱中できていたのかもしれませんね。


ちなみに私はⅡとⅢです。すみません1つに絞れませんでした。
Ⅱはまずストーリーが素晴らしかったです。危機に瀕する世界を救うためにバラバラになっていたロトの血を引く者達を捜して、やがて1つになり大神官ハーゴンと破壊神シドーを倒すまでの展開と難易度。この時の辛さは忘れることは出来ません。当時小学生だったのですが、あの頃はネット環境もなく攻略本という存在も知らず、毎日教室で男の子に交じってドラクエ攻略の話をしては、学校から帰るとすぐにコントローラーを握り締めて迷い考えプレイしていました。ロンダルギアの洞窟には本当に苦しめられましたね。模造紙にダンジョンマップを作ってみたり町の人の重要証言をメモしたり、1文字ミスればアウトの『ふっかつのじゅもん』は最低5回は書き留めておいたりと、それはそれは学校の勉強以上に熱心でした。
Ⅲはもう、サブタイトルが『そして伝説へ…』というように、なんと言ってもドラゴンクエストという世界の原点です。キャラクターへの思い入れは少なめなんですが、様々な苦労を乗り越えオーブを手にし、不死鳥ラーミアが蘇った時のあの感動、そしてバラモスを倒しクリアしたあとの感慨深さはどれよりも深かったものです。全てはここから始まったのか…、と。
そしてどのシリーズよりも、フィールド、町や城、戦闘、ダンジョンに祠…どれをとっても音楽が好きなものばかりでもあります。特にほこらで流れる曲は名作だと信じてます。


私の中ではドラゴンクエストという世界はⅠからⅢの三部作だという考えがあり、余計これらの作品に思い入れが強くなっているのかもしれません。id:kimchiさんのところで紹介されていたドラゴンクエスト世界研究によるとそれ以降もちゃんと繋がっているようですが、Ⅲが発売された当時に「これがシリーズ最後の作品なんだな」と思った事が私の中で強く残ってしまったようです。


このような形で結果発表をさせて頂いたわけですが、お答え頂いた方々の中に私だけが全部読み、一部を引用するだけではとても勿体無く惜しいと思われるものが数通あり、わたくしの独断と偏見で特別賞とし、それらの方からのお答えを全文掲載させて頂きたいと思います。これらを読んで頂いて、皆さまにもドラゴンクエストの素晴らしさを改めて感じてもらったり、奥底に仕舞われていた記憶を呼び起こしてもらったり、色々な思いに浸ってもらえたらな、と思います。ここまで多くの人の心の中にいつまでも残っているドラゴンクエスト。たかがゲームと言う人もいるかもしれませんが、私はこのゲームと出会えて本当に良かったと思っています。遊び半分で始めたアンケートでしたが、このような場を設けることが出来たこと、今はとても満足しています。これにて私の挨拶と代えさせて頂きます。それでは皆様からの思いをお読み下さい。

Ⅰから順番にリアルタイムでプレイしてきた人間としては、やはりⅡを挙げさせていただきます。ネットも何もない時代。炎の紋章や最終ダンジョンの隠し扉の場所を誰かが発見した朝は、学校中がその話題で持ちきりでした。
そして泣きながら落とし穴のマップを記録したロンダルギアの洞窟。あの過酷さは後にも先にもFC版のⅡしかありません。当時小学生。恐るべし根性。おそらく今の私ではクリアできないでしょう。

一番好きなのは5です。SFC版の発売時にゲーム大好き小学生だったこともあって印象深く、ドラクエどころか全てのゲームの中でも五指に入るほど好きです。今回のPS2版でそれを再認識しました。パパスが死ぬとこで泣きそうになりました。
あとSFC版プレイ時は当時話題だったマンゴスチンガムを噛みながらずっとプレイしていたので、その後しばらくマンゴスチンガムを噛むたび脳裏にドラクエの画面がフィードバックしていました。そのことを思い出し、PS2版を入手した帰り道でコンビニに寄ってマンゴスチンガムを探したのですがもう売っていませんでした。
こんな日本を変えていこうと決意を新たにしました。

一番好きなドラゴンクエストシリーズはⅡです。「ゲームの中に世界が入っている」ことを初めて意識させてくれたゲームがドラクエⅡでした。世界を平和に治める英雄の子孫の三つの王家。邪神の復活を目論み、大挙して押し寄せるモンスターの軍団。それを統べる大神官ハーゴン。モンスター軍団の前に脆くも滅びてしまうムーンブルグ……。
冒頭で世界と世界観のコアを余すところなく提示し、理解させたのち、「その世界が滅亡してしまう!」と危機感を煽り、「この世界を救うのは君だ!」とガツンと言ってくるオープニング!あのときの僕が何歳だったかはもう覚えていませんが、衝撃だけは未だ忘れていません。忘れようがありません。幾分大袈裟な話になりますけれど、あの瞬間、「社会的な役割と使命感」みたいな意識が僕の中に生まれて初めて芽生えた気がします。
かいつまんで言うと「俺がやらなきゃ誰がやるんだ」です。勿論、同じ使命感に駆られている人は全国に何十何百万人もいることは分かっていましたが、そんな事実は瑣末なことに思えるほど、ドラクエⅡはその作品世界に僕を没頭させてくれました。「自分ではなくても代わりは幾らでもいることを理解しつつも、それでもここには自分しかやる人間がいない、だから、やる」ということ。これは僕が何か事にあたる際の基本姿勢です。それを、ドラクエⅡから学びました。
我ながら全力で後付なエピソードな気がしてなりませんが、ドラクエⅡは僕の中でそれほど大きなウェイトを占めている作品ということなんです。そういうことにしておいてください。

3はゲームとしての完成度は高いんだけど、やっぱり2で!もうストーリーというか雰囲気が好き。サマルトリアの王子ムーンブルクの王女の名前が勝手に決まっちゃうのもいい!歌姫アンナもいい!盗賊ラゴスも太陽の紋章も風の塔ラーの鏡ロンダルキアマンドリルもタホドラキーも全部全部全部スキです。ハァハァ…(疲)
なんつーかうまく言葉に出来ないですけど、作品として組みあがった輪郭と色合いと遊んだときの味と匂い。ドラクエ2から感じるそれは僕の幼少の思い出を喚起させる懐かしい味なんですね。初めて買ったドラクエというのもあるかもしれない。
ふっかつのじゅもんが何度も間違うから必ず2回書き留めたり、最後にはビデオに録画までしてバックアップを取っておいたり、そういったわずらわしさも逆に楽しかったなぁ。
あと学校で友達と情報交換をして「ああなんだそんなところにあったのか!」とか「お前どこまで進んだ?おれもうここまでいったぜ、へっへっへ〜」とかそういうコミュニケーションがゲームを遊んでいない時でも楽しくさせてくれたし、それの相乗効果で家に帰るまでが本当に待ち遠しかったそんな毎日。そんな時間をくれたドラクエは2が一番だったかもしれないです。
クラスではそんな話をするのってきまって男の子だけだったんだけど、あとから聞いたら3の時にクラスの女の子が一人3をやってたらしいんですよ。ドラクエの話題で盛り上がってる輪の中に「女の子だから」って入っていけなかったのが相当寂しかったみたいで、その話聞いたらちょっと切なくなりましたね。っていうくらい男の子だけじゃなくて女の子も楽しんでたRPG。それがドラクエですよ。

ファミコン版の「Ⅲ」ですねー。ベタでごめんなさい。
ギアガの大穴の真意が解り裏の世界へ進んだ瞬間はワクワクのピークでした。コントローラーを逆さに持って回転する床に苦戦したり、もう最高!
たぶん、いくら年を重ねても突然、無償にプレイしたくなる作品のように思います。当然、嫁入り道具です。(笑)

ヘタレ攻略日記番外編その5

父さん、僕、頑張ったよ。最後の最後までやり抜いたよ。
僕は今日、謎の洞窟でヘルバトラー口説き落としたんだ。184匹目だったよ。意外な出来事に一瞬ポカンとしてしまった。そして後に続けとばかりに今度は504匹目のライオネック口説きに落ちたんだ。▼印が出て、きっとまた盾なんでしょ?もうたくさん貰ったよ?いっぱい売ったのにまだ余ってるよ?なんて思いながら仕方なくまた盾を受け取ったんだけど、その後更に▼印が!!!これはもう確定の▼印じゃないか!!僕はやらないけどパチスロでいうところの鉄板てやつじゃないか!!ここでまた僕は雄叫びをあげたよ。足もジタバタした。ライオネックが戻って来てくれて本当に嬉しかったんだよ。ヘルバトラーの時よりも数倍喜んだ。なんたって一度振り向いてくれたのに僕の手違いで断ってしまっていたからね。1000匹超えたらどうしようとずっとずっと思っていたからね。
この2匹をモノにして、なんだか今日は良い調子だなぁと思いながら、僕は今度はエスタークに挑戦した。今回は22ターンで戦闘を終えた。あと一歩なんだけどこの一歩がとても難しい。また後で挑戦しようとその場を去ったよ。


そしてね、僕は、ひょっとしたらひょっとしてはぐりんもイケるのではないかと思いだし、『ほしふるうでわ』と『キラーピアス』を装備したスライム軍団を引き連れてグランバニア近くの洞窟へ行ったんだ。4F辺りを陣取り単独で出てくるはぐりんを集中攻撃した。ひょいひょい逃げられるから、やっぱりそんなに甘くはないよねと思っていたんだけど、なんとなく諦められなくてずっとサンチョに口笛を吹いてもらってた。するとさ、ここ最近チップもくれなかったはぐりんなのに、229回目のデートの終わりに▼印が出たんだ。


…え?えっ?えぇっ?


なんだか僕、すごく緊張した。しばらく▼印を見つめて、どうだろう、イケそうな気がする、でもいつもそう思いながらボタンを押すけどチップなんだよな…、でもでも、なんとなく倒した数的にも、今日の流れ的にもちょっぴり期待したくなっちゃうんだよな…。


そんな考えを頭の中で巡らせながら、意を決して僕はボタンを押したんだ。そしたら…。
































はぐりん

「こんちわー」






ねっ?ねっ? 父さん見た?僕やったよ!やったんだよ!
「◎∵◇Э×●▽□★$@!!!!」と、文字に表現するのが難しいけど悲鳴をあげてしまったよ。よく覚えてないけど異様に周囲を動き回った気がする。
ライオネックの時のように間違えてキャンセルボタンを押さないように、何度も何度もボタンを確認して押した。こうしてはぐりんは僕のモノになったんだ…。
早速ならびかえをしてはぐりんをフィールドで歩かせてみたんだけど、父さん、もうすごいよ、はぐりんの輝き!ダイヤモンドも見劣りするようなびっくりするほどの輝きさ!キラッキラしてるんだ!もう僕はこの子から少しも目が離せなくなったよ。この時の僕、レベルが97だったんだけど、あと少しで上限のLv99だよ…、なんて思っていたからほっとした。ギリギリ間に合ったよ。
そして、このはぐりんを最後として、僕の『ドキドキッ☆モンスターを一匹残らず口説き落としちゃうぞ大作戦!』は終わったんだ…。
ブラウンに始まり、はぐりんに終わった僕のこの長いプロジェクト。早く終えたい、終えたいとばかり思っていたけれど、いざ終わってしまうとなんだか淋しいね。


さて、こうして僕に残されたものは、後はエスタークを15ターン以内に倒すことのみ。自分のパーティを組み直し、今度は僕、ヒソカ、ブラウン、ベホズンで行ってみた。『ほしふるうでわ』を装備させたベホズンに『たたかいのドラム』を持たせて補助&回復呪文担当にさせ、あとの3人はひたすら攻撃担当という作戦だ。念のために世界樹の葉やエルフの飲み薬も持って行った。
戦闘開始。前回までは必ず誰かが死んでしまったりして攻撃がはかどらず上手くいかなかったのだけど、今回はすごく良い感じで戦闘が進む。い、いけそう…。これもいけそう!
途中までターン数を数えていたけれど、回を重ねる毎によくわからなくなってしまったのでもう開き直って戦った。倒した後、ドキドキしながらエスタークの話を待つと…。


『この私を15ターンで倒してしまうとは…』


ぃやった!やったよ!父さんまた僕やりました!
こうして僕はエスタークをギリギリだけど15ターンで倒し、記念品を貰って帰ってきたんだ。僕、名産品もコンプリートできたよ。これについてはこれからやろうとする人のためにあまり触れないできたんだけれどさ。今日は僕、自分で自分を褒めてあげたい!碇シンジみたいにおめでとう言われたい!そんな気分さ!


父さん。長いこと日記で父さんに僕の冒険を報告してきたけれど、僕、目的は全て達成できたみたいだよ。だからもうそろそろグランバニアに戻ろうと思う。黙って僕のやりたいようにやらせてくれたビアンカと、遊びたい年頃なのに僕の旅に一生懸命ついてきてくれた子供達に恩返しをしてあげなくちゃね。城下町の人々にも王としての役目を果たしてあげなくちゃ。
なんだか父さんとの繋がりが消えてしまうようで淋しいけれど、僕の心の中ではずっと父さんがいるから。忘れるなんてこと、絶対にないから。もちろん母さんのこともね。これからの日々については、そっと心の中から父さんと母さんに報告するよ。


父さん…、僕はね、またこの世に生まれたら、その時も父さんと母さんの息子として生まれてきたいよ。
その時までお互いの世界で元気にやっていこうね、父さん。
それじゃ…、おやすみなさい…、父さん、母さん…。

これにてDQⅤのヘタレ攻略日記は完全終了となりました。プレイ開始からひと月と少し。廃人同然となりながらようやくコンプリートを達成することができました。
全て終わってしまったので心にぽっかり穴が開いたような気分ですが、GWがドラクエ攻略だけで過ぎてしまったらどうしようと思っていたので、淋しい反面ちょっぴりホッとしてます。もう既に次のDQⅧの発売が待ち遠しいです。


攻略日記を書き始めてから、皆様から本当にたくさんの応援のおたよりを頂きました。どうもありがとうございました。もうこんな経験は私には二度と出来ないのではないかと思います。プレイしてそれを日記に更新することだけで時間的にいっぱいいっぱいだったため、ロクにお返事を書くこともできなくてごめんなさい。でもとても嬉しかったです。本当に感謝感謝なのです。


今後は通常の「やっぱりイモがすき!」を再開しようと思います。はてなダイアリを使い始めてすぐに攻略日記に突入してしまったのでどんなページになるのかさっぱり見当がつきませんが、これからも引き続きこのページを皆様に可愛がってもらえたらな、と思います。それでは簡単ですが今まで読んで下さってありがとうございました!みんな、大好きだよー!(←一度言ってみたかった)

ヘタレ攻略日記番外編その4

父さん、今日は巨大すごろくに挑戦したよ。こりゃ相当時間がかかりそうだなぁなんて思っていたんだけどすんなりゴールに辿りついてしまったよ。僕、実はショックだったんだ。だって、モンスターと追いかけっこをしながら息抜きにこの巨大すごろくで遊ぼうと思っていたから。こんなに早くゴールしちゃうと、ほんと、気分転換に何をしたら良いのかわからなくなっちゃうよ。だからといってゴールをフイにする勇気もないから素直に景品は貰っちゃったんだけどさ。景品はナマモノだったよ。


それからサラボナ北の祠に行って苔まみれの生物を見に行ったんだ。なんだかえらく見た目に変化があって僕トキめいちゃった。すっごく僕の好みだったんだ。皆にも見せたいけどこれは僕だけの秘密にしておくよ。


その子を連れ出して、また僕等はライオネックヘルバトラー、はぐりんを追いかけたけどこちらはまだ良い結果が出ないみたいだよ。父さん知ってた?サンチョにくちぶえを吹いてもらうだろう?その瞬間さ、僕等の影、パッと消えるんだよ。アレはどうしてなんだろうね?暇すぎていっつもじぃっと見てしまうんだ。あっ消えた、あっまた消えた…って。それからジャハンナの町を出たら一歩も動かずにサンチョにくちぶえを吹いてもらって戦闘を終えると、サンチョが背中を向けるんだ。これも不思議なんだ。他の場所でもそうなったりするのかな?
父さん、僕、こんなこと考えながらモンスター追いかけてるけど、気は確かだから心配しないで。

ヘタレ攻略日記番外編その3

父さん、世の中にはネゲモンと言う名のモンスターがいるらしいのだけど、このモンスターは仲間に出来るのかな?コンプリートを目指す僕としては非常に気になる問題だよ。

ヘタレ攻略日記番外編その2

父さん、今日の僕、ちょっと動揺しています。
この日ね、僕が追いかけて追いかけまくったライオネックちゃんが起き上がったんだ。起き上がったんだよ。


でも、僕、間違えてL2ボタンを押してしまった。
L2ボタンとは×印のボタンと同じ効果があって、つまり、キャンセルのボタンで、それは、「仲間にしますか?」の問いに「いいえ」と答えてしまうわけで…。


僕の愛しいライオネックちゃん、背中を丸めてどこかへと去って行っちゃったよーーー!
あれから200匹近くとデートしてるんだけどまったく反応ないんだよー!
お願いだー!戻って来てくれーーー!うわああぁぁぁぁっ!

ヘタレ攻略日記番外編その1

キラーマシーン

父さん、ミなんとかを倒した僕は、とある場所に広がる沼の中へと足を踏み入れた。ここにはなんと、今まで誰にも明かされることのなかった秘密のダンジョンがあったんだ。父さんも、ひょっとすると知らなかったんじゃないかい?


ここにはライオネックちゃんとヘルバトラーちゃんという、今まで追いかけたくても追いかけられなかったモンスターがいるんだ。はぐりんも出てくるんだけど、まぁ、彼女達は他の場所にも出てくるからいいんだ。
あ、そうそう。キラーマシーンちゃんなんだけど、25日の宿命の対決前にちょろっと追いかけたらすんなり口説きに落ちてくれたんだ。506匹目だった。うん、僕らしい成績だね。
それで、とりあえず僕はモンスターちゃん達のお尻を追いかけるよりも先に、エスタークという善なのか悪なのかわからない存在のもとへと向かった。一歩道を誤るとふりだしに戻ってしまう無限ループのダンジョンをドキドキしながら進んで、彼に戦闘を挑んでみたんだ。今の僕より強いと思われるものは、もうこの彼くらいしかいないからね。
この時の僕はヒソカ、イルミ、サンチョと共に戦ったんだけど、結局27ターンかかってしまった。もう一度挑戦してみたんだけど今度はさきほどよりもひどくて32ターンになってしまった。僕はレベルがとうに80を超え、90近くなっているのにこれなんだ。強さ云々よりもまず、僕には戦闘のセンスがないみたいだよ。


一旦引き下がり、僕はエルヘブンへ赴き絵に向かって心を開いた。ある地へ舞い降り、僕は、あの人達と再び会うことができたんだ。まだ若さの残る初々しい二人だった。
困っているようだったので、僕は協力しようと彼らの代わりに必要な物を揃え、ちょっと悪なことにも手を染めながら、僕は彼らを会わせることに成功した。少し間を置いて戻ってみると、彼らはもう海へと出てしまった後だった。また、碌に話すこともできなかったね…。
僕は残念だったけど、貸した物を返してもらう時に彼らからの伝言を聞いたんだ。僕、その伝言を聞いて、またあの時のことを思い出してしまった。命にかえても、か…。父さん、頼むからこれ以上泣かせないでくれよ…。父さん達はきっと、いつの頃からか気付いていたんだね。この時現れた旅人が、未来の自分達の息子だったんだって…。


僕は以前、自分達の運命を呪ったことがあったけど、今やっと父さん達の行動の真の意味を理解できた気がするよ。僕は本当に、父さんと母さんの息子に生まれて良かった。今度は僕がヒソカやイルミにそう思われるような父親にならなければいけないけど、なれるだろうか。

ヘタレ攻略日記その29

父さん、僕はこの日、エビルマウンテンの最下層で宿命の敵との運命の日を迎えました。そして、僕等は宿命の敵、ミ、ミ、えっとまた忘れてしまったけど奴を倒しました。
ビルマウンテンは広く深く、なかなか僕等を奴の側へと近づけてはくれなかった。でも、僕等も今まで鍛えてきたからね、十分すぎるほど強くなっていたから、少しの罠や迷路にもうろたえることなく進んだよ。
僕等の目の前に現れ、自分のことを「魔界の王にして、王の中の王」と言った奴も最初はそれほど強くなかった。真の姿を見せられた時も、ちょっとその大きさと醜い姿にたじろぎはしたものの、きっと僕等なら大丈夫だと、自信を持って戦闘に挑んだんだ。
僕はね、正直この戦闘中のことをよく覚えていない。ただ黙々と、父さんや母さん、ビアンカや子供達、そして僕や世界中の人々を苦しみの渦へと巻き込んだ奴を、一撃一撃、必死に攻撃をした。ちょっと油断すればすぐに誰かの命が奪われるから、これ以上誰も死なせやしないと、ただそればかりを思いながら戦ったんだ。


そして、僕等は勝利した。


目の前に光が現れ、気がつくと僕等は天空城に来ていた。
マスタードラゴンが僕等の思い出の地をひとつひとつ巡ってくれ、最終地であるグランバニアへと戻った。城も城下町も歓喜の渦で、僕等は世界に平和が戻った喜びの宴をしたんだ。
町の人達と一緒に僕とビアンカも踊った。僕はその時、今までのことを振り返っていたんだ。ビアンカとの出会いと別れ、父さんとの永遠のさよなら、サラボナでの人生の選択…と、今日までのことをたくさんね。
今まで、本当に今までの間に色々な事がたくさんあった。でもその度に色々な人が僕等を助けてくれたんだ。ほとんどが苦しいことだったけど、どれも今に思えば忘れられない思い出になっている。
そして今、僕の目の前で綺麗な弧を描いて踊るビアンカ。僕は、この人と一緒になって良かったと心から思っているんだ。これからは妻と子供達を、今まで長いこと何もしてやれなかった分までたくさん幸せにしていきたい。もう、ずっと離れることのないように。


父さん、母さん、僕、やりました。父さんも母さんも、どこかで僕等の姿、見ててくれたよね?もう安心していいんだよ。これからは二人の時間をそちらで幸せに過ごして下さい。


僕はこの日記をウワサのノートに書き続けてきたけれど、この日記もそろそろ一旦終わりのようだ。まだ余白はあるけれど、そこにはまだ目的を全て成し遂げていない、僕の新たな人生の1ページを綴ることにしようと思う。
僕自身も今まだ知るはずのない、新たな自分自身の運命の日まで




これにてヘタレ攻略日記は終了です。皆様長いことお付き合いありがとうございました。
しかし!私はエンディングを迎えると共に、『仲間モンスターのコンプリート』という使命も授かっているのでございます。エンディングを迎えて初めてプレイできる諸々や、エスタークを15ターン以内に倒し、残る数匹のモンスターをちまちまと追いかける日々を、今後は「ヘタレ攻略日記番外編」として書いていく予定です。
ここまで来たらとことん私の廃人っぷりをご覧になってほしいと思います。
これからも「やっぱりイモがすき!」をよろしくお相手くださいませ。