ドラクエアンケート結果発表

さぁ!お待たせしましたドラゴンクエストアンケートの結果発表です!PS2ドラクエⅤの発売を記念して行いましたこのアンケート、計42通の回答を頂きました。ご協力どうもありがとうございました!


まずは集計結果の発表です!続いて皆さまから寄せられたそれぞれの選んだ理由を一部ご紹介していきます。


Q.ドラクエシリーズで一番好きなのはどれですか?

  • 1位 DQⅤ〜天空の花嫁〜    16票(38.1%)
  • 2位 DQⅢ〜そして伝説へ…〜  11票(26.2%)
  • 3位 DQⅣ〜導かれし者たち〜   8票(19.0%)
  • 4位 DQⅡ〜悪霊の神々〜     6票(14.3%)
  • 5位 DQⅥ〜幻の大地〜      1票(2.4%)
  • 6位 DQⅦ〜エデンの戦士たち〜  0票(0.0%)
  • 7位 DQⅠ               0票(0.0%)
  • Ⅴを選んだ理由
    • やっぱりモンスターと一緒に冒険できなきゃですよ
    • シリーズで初めてプレイした作品だからというのが大きいのですが、やはり世代交代しての冒険というところに惹かれているのだと思います
    • こないだまでやってたから。あと人間よりモンスターのが使えることもある、ってのもいい
    • 受験が終わったその日に14800円(税抜)を握り締めてSFCを買いに行って、ついでにドラクエ(必然的に5)を買った人間なのですけれども、面白くてびっくりしたのでした
    • PS2版をプレイする前から一番好きだったのですが、会話システムのお陰で更に好きになりました
    • ビアンカたんに恋しますた…
    • 幸せの絶頂で石になって何年も待つシーンは、何回見ても号泣。助けに来るのが成長した我が子ってのにも泣いて……やっぱ親子の絆は泣きのツボではないかと
    • このページを見て猛烈に欲しくなってPS2ごと買いました。だからはじめてのひとで最愛のひとなのです
    • 2代に渡る親子愛が…。子供と一緒に奥さん救うなんてロマンティックじゃないっすか
    • 5に決まってるだろうがコノヤロウ!
    • 結婚、自分が勇者じゃないってゆうポイントのほか「感情移入させやすくするために」子供時代からスタート、時間経過させるときは環境が変わらない状況「牢獄」「石にされる」などなど気を使っているのが好き
  • Ⅲを選んだ理由
    • ファンタジーの王道的展開・絶妙のゲームバランス・音楽・結末、全てが未だに超えるものに出会えないほどステキでした
    • やっぱりおもしろかった。よくできてる
    • 伝説はここから始まったからですかね
    • バラモスのあとの裏世界とエンディングでぎゃふんとなったので
    • 転職がすごいよい
    • ロト伝説が美しく円環を結ぶ様が圧巻だったのと、純粋に楽しかったのと
    • 小2から小6まで遊んでました。「みずでっぽう」を登場する全キャラにかけまくったのがいい思い出
  • Ⅳを選んだ理由
    • アリーナが好き
    • 初めて買ったドラクエシリーズソフトだから
    • 一番キャラが濃いシリーズだから
    • 最もゲームに対して情熱を持っていた時のドラクエだと思う。運命の糸に導かれた仲間が集うっていうシチュエーションが好き。あと曲が好き
    • バラバラな人生を送ってきた人々が一つの目的に向かって集結し、仲間になる…。さらに言うと一番ラスボスで感情移入できるのもⅣ
    • 泣きながらデスピサロを倒しました
    • ホイミンとかアリーナとかトルネコとか、そのへんで
  • Ⅱを選んだ理由
    • 仲間キタ━━━━━━(゜∀゜)━━━━━━ッって感じで仲間が増えるのが一番嬉しいシリーズ
    • やり込んだのは大学の頃猿の様に遊び倒したV(スーファミ版)なのですが、やっぱり子供の頃に遊んだゲームの方が、思い入れが深いです
    • 難易度、シナリオともに申し分ないと思いますね。当時なかなか見つからないと言われていた「ラゴス」を自力で見つけた時は「オレは天才だな」と本気で思いました
  • Ⅵを選んだ理由
    • 転職システム+モンスターが仲間になるなど


やはりというかⅤが堂々の1番人気でした。皆さんキャラクターだったりストーリーだったりと違いますが、それぞれに深い思い入れがありますね。ⅠとⅦに一票も入らなかったことはちょっと衝撃的でしたが…。シリーズの途中からドラクエをされた方は、初めてプレイした作品が一番印象に残られているようでした。Ⅰからずっとプレイしている人は、子供時代に遊んだシリーズへの思い入れが強いようです。私もその1人です。子供だった分、世界観が狭いので一生懸命ただひたすらにゲームに熱中できていたのかもしれませんね。


ちなみに私はⅡとⅢです。すみません1つに絞れませんでした。
Ⅱはまずストーリーが素晴らしかったです。危機に瀕する世界を救うためにバラバラになっていたロトの血を引く者達を捜して、やがて1つになり大神官ハーゴンと破壊神シドーを倒すまでの展開と難易度。この時の辛さは忘れることは出来ません。当時小学生だったのですが、あの頃はネット環境もなく攻略本という存在も知らず、毎日教室で男の子に交じってドラクエ攻略の話をしては、学校から帰るとすぐにコントローラーを握り締めて迷い考えプレイしていました。ロンダルギアの洞窟には本当に苦しめられましたね。模造紙にダンジョンマップを作ってみたり町の人の重要証言をメモしたり、1文字ミスればアウトの『ふっかつのじゅもん』は最低5回は書き留めておいたりと、それはそれは学校の勉強以上に熱心でした。
Ⅲはもう、サブタイトルが『そして伝説へ…』というように、なんと言ってもドラゴンクエストという世界の原点です。キャラクターへの思い入れは少なめなんですが、様々な苦労を乗り越えオーブを手にし、不死鳥ラーミアが蘇った時のあの感動、そしてバラモスを倒しクリアしたあとの感慨深さはどれよりも深かったものです。全てはここから始まったのか…、と。
そしてどのシリーズよりも、フィールド、町や城、戦闘、ダンジョンに祠…どれをとっても音楽が好きなものばかりでもあります。特にほこらで流れる曲は名作だと信じてます。


私の中ではドラゴンクエストという世界はⅠからⅢの三部作だという考えがあり、余計これらの作品に思い入れが強くなっているのかもしれません。id:kimchiさんのところで紹介されていたドラゴンクエスト世界研究によるとそれ以降もちゃんと繋がっているようですが、Ⅲが発売された当時に「これがシリーズ最後の作品なんだな」と思った事が私の中で強く残ってしまったようです。


このような形で結果発表をさせて頂いたわけですが、お答え頂いた方々の中に私だけが全部読み、一部を引用するだけではとても勿体無く惜しいと思われるものが数通あり、わたくしの独断と偏見で特別賞とし、それらの方からのお答えを全文掲載させて頂きたいと思います。これらを読んで頂いて、皆さまにもドラゴンクエストの素晴らしさを改めて感じてもらったり、奥底に仕舞われていた記憶を呼び起こしてもらったり、色々な思いに浸ってもらえたらな、と思います。ここまで多くの人の心の中にいつまでも残っているドラゴンクエスト。たかがゲームと言う人もいるかもしれませんが、私はこのゲームと出会えて本当に良かったと思っています。遊び半分で始めたアンケートでしたが、このような場を設けることが出来たこと、今はとても満足しています。これにて私の挨拶と代えさせて頂きます。それでは皆様からの思いをお読み下さい。

Ⅰから順番にリアルタイムでプレイしてきた人間としては、やはりⅡを挙げさせていただきます。ネットも何もない時代。炎の紋章や最終ダンジョンの隠し扉の場所を誰かが発見した朝は、学校中がその話題で持ちきりでした。
そして泣きながら落とし穴のマップを記録したロンダルギアの洞窟。あの過酷さは後にも先にもFC版のⅡしかありません。当時小学生。恐るべし根性。おそらく今の私ではクリアできないでしょう。

一番好きなのは5です。SFC版の発売時にゲーム大好き小学生だったこともあって印象深く、ドラクエどころか全てのゲームの中でも五指に入るほど好きです。今回のPS2版でそれを再認識しました。パパスが死ぬとこで泣きそうになりました。
あとSFC版プレイ時は当時話題だったマンゴスチンガムを噛みながらずっとプレイしていたので、その後しばらくマンゴスチンガムを噛むたび脳裏にドラクエの画面がフィードバックしていました。そのことを思い出し、PS2版を入手した帰り道でコンビニに寄ってマンゴスチンガムを探したのですがもう売っていませんでした。
こんな日本を変えていこうと決意を新たにしました。

一番好きなドラゴンクエストシリーズはⅡです。「ゲームの中に世界が入っている」ことを初めて意識させてくれたゲームがドラクエⅡでした。世界を平和に治める英雄の子孫の三つの王家。邪神の復活を目論み、大挙して押し寄せるモンスターの軍団。それを統べる大神官ハーゴン。モンスター軍団の前に脆くも滅びてしまうムーンブルグ……。
冒頭で世界と世界観のコアを余すところなく提示し、理解させたのち、「その世界が滅亡してしまう!」と危機感を煽り、「この世界を救うのは君だ!」とガツンと言ってくるオープニング!あのときの僕が何歳だったかはもう覚えていませんが、衝撃だけは未だ忘れていません。忘れようがありません。幾分大袈裟な話になりますけれど、あの瞬間、「社会的な役割と使命感」みたいな意識が僕の中に生まれて初めて芽生えた気がします。
かいつまんで言うと「俺がやらなきゃ誰がやるんだ」です。勿論、同じ使命感に駆られている人は全国に何十何百万人もいることは分かっていましたが、そんな事実は瑣末なことに思えるほど、ドラクエⅡはその作品世界に僕を没頭させてくれました。「自分ではなくても代わりは幾らでもいることを理解しつつも、それでもここには自分しかやる人間がいない、だから、やる」ということ。これは僕が何か事にあたる際の基本姿勢です。それを、ドラクエⅡから学びました。
我ながら全力で後付なエピソードな気がしてなりませんが、ドラクエⅡは僕の中でそれほど大きなウェイトを占めている作品ということなんです。そういうことにしておいてください。

3はゲームとしての完成度は高いんだけど、やっぱり2で!もうストーリーというか雰囲気が好き。サマルトリアの王子ムーンブルクの王女の名前が勝手に決まっちゃうのもいい!歌姫アンナもいい!盗賊ラゴスも太陽の紋章も風の塔ラーの鏡ロンダルキアマンドリルもタホドラキーも全部全部全部スキです。ハァハァ…(疲)
なんつーかうまく言葉に出来ないですけど、作品として組みあがった輪郭と色合いと遊んだときの味と匂い。ドラクエ2から感じるそれは僕の幼少の思い出を喚起させる懐かしい味なんですね。初めて買ったドラクエというのもあるかもしれない。
ふっかつのじゅもんが何度も間違うから必ず2回書き留めたり、最後にはビデオに録画までしてバックアップを取っておいたり、そういったわずらわしさも逆に楽しかったなぁ。
あと学校で友達と情報交換をして「ああなんだそんなところにあったのか!」とか「お前どこまで進んだ?おれもうここまでいったぜ、へっへっへ〜」とかそういうコミュニケーションがゲームを遊んでいない時でも楽しくさせてくれたし、それの相乗効果で家に帰るまでが本当に待ち遠しかったそんな毎日。そんな時間をくれたドラクエは2が一番だったかもしれないです。
クラスではそんな話をするのってきまって男の子だけだったんだけど、あとから聞いたら3の時にクラスの女の子が一人3をやってたらしいんですよ。ドラクエの話題で盛り上がってる輪の中に「女の子だから」って入っていけなかったのが相当寂しかったみたいで、その話聞いたらちょっと切なくなりましたね。っていうくらい男の子だけじゃなくて女の子も楽しんでたRPG。それがドラクエですよ。

ファミコン版の「Ⅲ」ですねー。ベタでごめんなさい。
ギアガの大穴の真意が解り裏の世界へ進んだ瞬間はワクワクのピークでした。コントローラーを逆さに持って回転する床に苦戦したり、もう最高!
たぶん、いくら年を重ねても突然、無償にプレイしたくなる作品のように思います。当然、嫁入り道具です。(笑)