ヘタレ攻略日記その11

父さん、ビアンカサラボナの教会で人生を共にすることを誓い合ったよ。厳かな雰囲気も良いものだね。父さんも母さんと結婚した時は同じような気持ちになったのかな。そういえば町の人が撮ってくれたビデオを見たら、僕、ちょっとがに股だった。自分ががに股で歩いていたことに初めて気がついたよ。誰も教えてくれないんだもん。


サラボナを出発して、僕らは砂漠地帯にあるテルパドールに辿り着いた。女王様に話を聞いて、思うことあってグランバニアへ足を運ぶことにしたよ。父さん。ひょっとして父さんは…。
グランバニアに向かう途中、メダル王にも会ったよ。それから博物館も見つけた。博物館にはなんとプチマージがいたんだ。「プッチ〜」とか言ってるんだ。ぷっち〜じゃないよ。僕、何もかも捨ててあの子を奪ってしまいたくなったよ。
ビアンカの視線が痛いので、僕らはそこからグランバニアに通じるチゾットへの山道を目指した。ここは道が複雑でキョロキョロしているうちに目が回りそうになったよ。チゾットではビアンカが少し体調を崩して倒れてしまったんだ。旅を続けていけるのか心配だよ。ビアンカにはできればずっと馬車に乗っててもらいたいんだけど、町に着くと買い物がしたいのか勝手に出てきちゃって、そんなことをすっかり忘れている僕は外でモンスターに遭遇した時、ちょこんと隣にいるビアンカに慌てふためくんだ。いやいやいや、馬車に乗っててくれって。ね、ビアンカ?君にはその手にしているくだものナイフで僕のためにリンゴでも剥いててほしいな。


グランバニアにやっとこさ到着してサンチョと再会したんだ。ビアンカとの結婚を報告していたらビアンカの身に異変が。あぁ、なぜ黙っていたんだよ。隠すことないじゃないか。…それにしてもいつ…?記憶にないんだけれど、それは本当に僕の…?
…まぁいい。ビアンカを寝室で休ませ父さんの弟である叔父と話をした。跡を継げと言われたよ。というか、やらざるを得ない状況になったよ。またしても僕はイエスもノーも聞かれない。僕は一体何なの?
そんな流れで試練の洞窟に行って、コードネーム『アテント』の婚約者*1をやっつけて城に戻り即位式を行った。気がついたら僕は城下町ですっかり酔いつぶれてしまっていたよ。というか僕だけでなくみんな寝静まっていた。何か不安を感じてビアンカのいる寝室に行ったら…。あぁ…。
これから僕はビアンカを助けに行く。僕の可愛い宝物、ヒソカとイルミ*2。この二人には僕と同じ目には遭わせたくないんだ。

*1:アニさんごめんなさい!

*2:僕の双子の子供達♪